久々にアンファンでウェディングケーキの注文がありました。 今回はウェディングケーキの製作工程をながめながら、あんふぁんおやじの知ったかぶりを。
★ウェディングケーキ初めて物語★
●古代エジプトに生まれて。 ウェディングケーキが結婚式に登場したのは、古代エジプトにおいてのことと言われます。 この時代、はちみつと小麦は貴重品で、これにゴマを加えたお菓子が婚礼の席には欠かせないものだったといいます。 婚礼にこのお菓子が用いられたのは、はちみつが貴重だったことに加え、栄養分がたっぷりだったため、新婚の性生活を充実させるためというちょっとエッチな意味合いもあったようです。
●ウェディングケーキはなぜ背が高い? その後、キリスト教の伝播とともにヨーロッパ各地にもたらされたケーキは、高い丘に神を祀る習慣が引き継がれ、高くなっていったようです。 あの有名なバビロンの塔。人々は天上への憧れを高い物に託したのでしょう。 もっとも、中世ヨーロッパで現在の形が出来上がってくると、それは貴族の権力の象徴となっていったようですが。
●ウェディングケーキの模様。 バラの花と唐草模様の飾りがつきもののウェディングケーキ。 バラは純潔を象徴するもので、唐草模様は上へ上へと伸びていく様が、ふたりや両家の繁栄を象徴しているからだそうです。
松本 記