アテネ、オリンピック、パルテノン神殿、タベルナ、ムサカ。
あなたは、ギリシャから何を連想なさいます？
ミロのビーナス、サモトラケノニケ、そんなものもありますね。

今回、お話をお伺いしたフラギス・アサナシオス氏。
ギリシャの方なんですけれど、イギリスで留学中の由美子さんと出会い那珂町にいらっしゃいました。
彼と由美子さんが“ギリシャのこだわり”を日本へ伝えるため（有）ノスティミアを起こしたのが１年前、食文化を通して日本とギリシャの国際交流を支援しています。

蜂蜜が美味なんです。ある所でこれと出会い、ケーキ屋として毎日接している蜂蜜がこんなに美味しいものだと感じたことはありませんでした。
そこで、取材にフラギス氏のもとへ。

以下、フラギス氏

そう、おいしかったですか。
ギリシャの蜂蜜は、オリーブオイルは、ワインは、一年の約300日が晴天という恵まれた気候風土の中から生まれてくるんです。
家族で生産している小さな工場が多いので、品質にはこだわりと自信をもっているんです。
それを私がギリシャ全土をまわり、味わい、日本へ持ってきたんです。
誰でも感じていただけると思います、このこだわりを。
こんな暑い日（その日は30℃以上ありました）でもこんなにトロ〜リとしているでしょ。
それだけ水分が少ないんです、この蜂蜜は。
そして、ギリシャの蜂蜜は集中的な生産をしていないし、野生のいろいろな花から採るため製品の芳香性の高い品質性があるんです。

オリーブオイルもそう・・・・・・。
ワインも、サフランも・・・・・・。

ふう、ギリシャ人がこんなにも熱弁家だったとは。
だから産物も“沈黙の熱弁家”なのですね。

松本　記　　

P.S.
漢字も英語も忘れますねぇ〜。使っていないと。
今回、聞き取りは出来るんですけど、話せない。単語が出てこない。そんなジレンマにおそわれました。もう一度学校へ行かなきゃだめか？ふぅ〜。

※ごめんなさい、次週は休刊します。