ミント、レモングラス、カモミール、コリアンダー、バジルにタイム、セージ、オレガノ。
あなたは、いくつお分かり？

そこに入ると、何とも言えぬいい香り。
ハーブクラフトやリースが醸し出す香りだ。
ここハーブガーデンとレストラン「レモングラス」は、そんな香りのお店です。
今頃ハーブ？そうおっしゃるなかれ。フレンチ出身の私ですら、びっくりする事ばかりだったのですから。

店主の鈴木繁さんは言います。「百聞は一食にしかず」
われわれ料理人は、肉や魚という素材を活かすためにハーブやスパイスを使います。しかし、ハーブのために食材を使うなんて考えもしませんでした。
それを店主が逆転させたのがこの店の料理。
そして、それを演出するのが、ザウツブルグまで研修に出掛けるという奥様のハーブクラフト。
アロマオイルより効果抜群です。

営業種目をご紹介します。

　●ハーブティー（フレッシュ・ドライ）
　●ハーブ料理
　●手作りお菓子、ハーブジャム
　●ハーブティー商品、種子・苗販売
　●ハーブクラフト、リース販売
　●観賞型ハーブガーデン（庭園を散策しながらハーブの香りを楽しめます）
※アトリエJunのハーブクラフト教室
※リビエールのドライ＆フレッシュ教室
※店主によるハーブ料理教室

とにかくハーブだらけ。

私は、ごちそうになったピクルス（カリフラワー）と、カスピ海沿岸の村のヨーグルトがすばらしく気に入りました。タンポポのコーヒーもあるし、今、秘密のカレー粉を作っているとか。
とにかく話題に事欠かない店であることは間違いありません。あなたも訪ねて体験してみて下さい。そして、店主に話しかけてみて下さい。話のネタも途切れることはありません。

松本　記